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 平成弐拾参年、新たな“気”を観じて、−1

 「 平成弐拾参年、新たな“気”を観じて、」

 気骨。
 動かぬものを
深く 静かに
感じ、観じる
真こゝろ。

 その真こゝろの
おもいやりの在り様が
 行為。

 勇気。
 自然に育まれて
共棲できる私たち
やさしさに想い
めぐりを願うあした。

 その真こゝろの
すなおな在り様が
 感謝。

かわらぬ想いあう気と
感謝のやまとこゝろを
太陽と 月と
自然へ。
 恩返しをしなければならない
わたしたち。

 わたしたちの文化は
自然に育まれた在り様
自然との共棲の在り様
そして、
自然を慈しむこゝろの在り様。

 お天道様を朝夕、
拝んだご先祖さまたちの
やまとこゝろの在り様が
わたしたちの美です。
 恩返しをし続けなければならない
わたしたち。

 この真こゝろの在り方が
わたしたちのこれからの文化を
生み続けるやまとこゝろです。

 私は日本人。
そして、黄色人種です。
67歳。

 異國人たちから多くのものを学び
彼らたちが築き上げて来た文化価値を知り
異國人の在り様を知り
 より、
イエロー-マインドを尊び
イエロー-カルチュアを育み
日本人である事の
やまとこゝろへ感謝を。

 ホワイト-カルチュアは
ご存知の如く
自然を敵対した人間の在り様から
生まれた文化です。
この根拠性が彼らたちの限界。
二十世紀はかつてへ流れ過ぎゆきました。
 ありがとうございました。

 今世紀の十一年目が始りました。
新たな新鮮な年を
感謝とともに
おだやかに、おおらかに、ごけんこうに、
そして、
 『気骨ある日本人』としての『気』を携えて、
勇気と真こゝろある、
実り多き壱年になさってください。

 私事ですが、本年は
日本人で在る事の根拠性を
やまとこゝろを保ちより、学び認識し
30年以上の持ち得た経験、

モード-リアリテをメディアとして
『イエロー-カルチュア』を
喚起する
元年としたく念っています。

 どうか、かわらぬご指導、ご鞭撻をよろしく
おねがいいたします。
相安相忘
合掌。
平川武治:
平成弐拾参年正月元旦。


『東洋によって西洋は解しうるが、
西洋によって、日本を、ひいては東洋を解するということは、
その事実なく、道理から見て不可能である。
美と道徳の問題に於いて、
それが然り、明白だという自覚の立つ時、
世界と人類の文明は将来にわたって混同確立されるだろう。』 
 保田輿重郎著/「日本の美術史」より:

**
『人間の乗った回転木馬は多くの変化に会った。
インドが数千年の努力を費やしてやっと,
脱ぎ捨てた迷妄は西洋が同様の苦心を払って,
維持し強化して来た迷妄と同じである。』
 H.ヘッセ/『荒野のオオカミ』より:
***
『新しい世代は文化を自らの財産と感じ文化を維持する為に必要な労働に従事し、
自分の欲動の充足を控えるという犠牲を捧げるようになるだろう。』
 S.フロイト著/『幻想の未来』より:

ありがとう。

投稿者 : editor | 2011年01月10日 14:39 | comment and transrate this entry (0)

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