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ひらかわ版:”世界知らずに成らないために”/The series "For not without knowing the world" 07/22:
これを読んでくださっている人たちの中にも参加なさった方もいらっしゃるでしょう。
ここ数週間、毎週行なわれ、これほどまでに大きくなり始めている今、国民が行動しなければならない
市民運動の”反原発、原発はもういらない!”デモ行進の報道がおかしい。
帰国し、時折見る日本のTV番組にはこゝろ穏やかになるまた、知的興奮も憤りも好奇心も
喚起するまでの人間的なる心的魅力ある番組が殆どない。
その多くがTVショッピングやレストラン廻り、料理番組とお笑い芸人たちの
大きな声で喋繰りまくる番組が殆どと言う変わらぬ現実。
そして、今では“オリンピック関係”番組とお決まりのワイドショーと称する番組からの
決まったような事件をそれぞれの局が一斉に報じるだけ。
今、国民へ報じなければならない事即ち、将来の日本国という國が益々、貧しい國になり、
生活し難くなり、これからの若い世代たちが背負い込まなければならない諸問題の現実性を
気骨を持って報道する、論じる主メディアが皆無に等しい。
その大半が対合衆国との戦後の関係性に於いて締結構築されて来た諸問題が大半であり、
それらは軍事関係及び、基地諸問題での普天間基地問題と米軍の新型事故多発輸送機「オスプレイ」の
国内基地配備問題。原発核問題関係それに、TPP加盟問題等の貿易経済関係であり、
これらがこれからの日本を背負って行く若い世代の日常に大きく”負”の力として伸し懸かる事、
今後の日本の国体を弱体化する諸問題のすべてが適当に、蔑ろに報道されてしまっている現実を
もっと認識し、それぞれの立ち居場所で可能な、出来る行為を実行して行かなければいけない。
昨年の”3.11”以降、海外諸国が発覚、危惧した最大の問題点の一つが
日本のメディアの立ち居場所とその報道内容の真実性と狭軌性であった事をここでもう一度思い起こし、
この変わらぬ現状に対して国民が国民としての責任感で逃れてはいけない事である。
今週の、ひらかわ版:”世界知らずに成らないために”はこの報道を紹介したいです。
http://www.youtube.com/watch?v=mxVGJCoasoI&feature=em-subs_digest
『無知というのは知識がない事ではない。疑問を発せられない状態を指す。』/Frantz Omar Fanon,
http://ja.wikipedia.org/wiki/フランツ・ファノン
相安相忘。
文責/平川武治:
投稿者 : editor | 2012年7月22日 01:06 | comment and transrate this entry (0)