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ひらかわ版:”世界知らずに成らないために”/The series "For not without knowing the world" 08/15:

 今日はあの”八月十五日”です、『大東亜戦争、終戦記念日です。』
 どうか、忘れないでください。
辛いでしょうが、辛いことを忘れないでください。
忘れないで、自心のこゝろの有り様の原風景として、想い出してください。
今日はそんな日なのです。
そして、無念に念い多く亡くなられた同胞たちへ、
いまの僕たちの不安なこゝろの有り様とともに、
黙祷をいたしましょう。
合掌を。

 そして、今回の「ひらかわ版:”世界知らずに成らないために”は」ある古書の紹介です。 
やっと、1986年8月1日初版本/「グッドバイロンゲラップ ---放射能におおわれた島---」が
捜していた書庫から見つけ出せたのでこれを紹介しましょう。/築地書館刊:

 この写真本はフリーランス-フォトジャーナリストの豊崎博光さんが25年も前に上稿為された労作である。
この本は南太平洋に浮かぶ夢の楽園“ロンゲラップ島”がある日から“地獄の島”に変貌してしまった。
その“ロンゲラップ島”のある日以降を’78年,’82年,’85年,’86年に6度に渉って
ドキュメントされた写真と文章の本です。
 カヴァーには、
『放射能に覆われた島、彼等たちは何を見たのか?
1985年の夏、故郷を捨てた人びとは振り返らなかった。
青い海とヤシの木に囲まれたその島から人影は消えた。
1954年水爆ブラボーの実験以来30年の間、放射能は島をむしばみ続け、悲劇は繰り返された。
人びとはかつてみたこともない病気に冒され、子どもたちも死んでいった。
“ロンゲラップ島”は私たちに警告のメッセージを送りつづけている。
けれども、それを知る人はほとんどいない-----1978~'86 豊崎博光:

 「蝕まれた楽園、ロンゲラップ島
1954年3月1日午前6時45分、
アメリカは、ビキニ環礁で水爆『ブラボー』を爆発させた。
爆発規模は15メガトン、広島型原爆の約1000倍の威力だった。
この時、ビキニの東160キロで操業中だった第五福竜丸が死の灰を浴びた。
(これが、戦後3番目のアメリカ軍による日本人被爆事件となった”第五福竜丸事件”である。)
第五福竜丸が操業していたところから、僅か20キロ東のロンゲラップ島には、
当時4人の妊婦を含む82人がすんでいた。」
 
 「放射能の被害から逃れるために、ロンゲラップ島のひとびとが故郷の島を離れます。」

 もしかしたら、そのご、この豊崎博光さんの労作、ドキュメンタリィー本、
「グッドバイロンゲラップ ---放射能におおわれた島---」は或る筋から消された形跡が在る。
ここにも、恐ろしい”原子力ムラ住民”たちの気配が、,、、

 ”3.11/FUKUSHIMA”の30年後は?
”結果”がどの様に現実化するのか?
“政府”と“東電”と””原子力ムラ住民”の思いとおこゝろがどの様な30年後を迎えるのであろうか?
新たなリスクへの誠実な挑戦と責任が根幹。
 

 僕はこの本を'86年に豊崎さんご自身からから頂いた。
当時のstudio voice編集長だった片桐さんがご一緒為さってお話とともに
頂いたことをあの”3.11/FUKUSHIMA"以降頻繁に想い出していた。
ここにも”気骨”あるフリーランスドキュメンタリージャーナリストの気概を見せて頂いた。
このような事態が同胞たち企業人によってもたらされた”3.11/FUKUSHIMA"を
どのような無念のおこゝろで接しられたのだろうか?
ご自心のこゝろの有り様は?

 「ありがとうございます、豊崎さん。お元気でいらっしゃるのでしょうか?」

豊崎博光
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/chosya/toyosaki-hiromitu.html
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&tbo=p&tbm=bks&q=inauthor:%22豊崎博光%22
第五福竜丸/
http://ja.wikipedia.org/wiki/第五福竜丸
ロンゲラップ島 ビキニ環礁 核実験/
http://simanto114.blog116.fc2.com/blog-entry-512.html
http://ameblo.jp/housyanou1/entry-11130468270.html

 そして、
やはり、この様な発言がそろそろ当事者たちの大本営から発せられる様になりましたね。
「米GE イメルトCEO 原発“見切り”発言、」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD0607I_W2A800C1000000/
 日本の『ポチ』野田や『元-ポチ』“原子力ムラ住民たち”はどのように本意なく
気骨なく生き抜くのであろうか?
これからの政治にもっと関心を、好奇心を!!
平成二十四年八月十五日:大東亜戦争、終戦記念日に。
合掌。
相安相忘。
文責/平川武治:大阪へ墓参のための移動さなか。

投稿者 : editor | 2012年8月16日 00:38 | comment and transrate this entry (0)

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