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『 3.11/原発企業事故災害』 で学んだ事。総括編。

『 3.11/原発企業事故災害』 で学んだ事。
 結論から言えば、これは我々日本人が選ばれた、”神=自然の啓示”であるというポジティブな発想を願って。

文責/平川武治:平成23年6月11日

*はじめに;
 事故後3ヶ月が経た今も「恐怖と不安さそして、無念さと悔しさ,悲しみと哀れさ」に
こゝろ同じくする者たちは今回の”3.11/東日本大震災”という思いも依らない過大な自然災害により
東京電力福島原子力発電所における企業事故が併発し、
この想像を絶する事故の大きさと悲惨さの現実を知れば知る程に
又、この事故が及ぼす今後の僕たちの母国日本に及ぼされるであろう諸被害と
多くの悪影響を考えると僕たちには何が出来る事なのか?
そして、何をしなければならない事なのか?を意志強く自問し続け、
そこから僕たちに出来る事を見つけ出さねばならない。
即ち、それぞれの『立ち居場所』を、
ここには決して、見えている表層の哀れみにのみこゝろを囚われる事なく、
冷静に強く謙虚に受け止め、真に学びこれからの僕たちの國への新たな可能性を
そして,僕たちの國を想うこゝろと共にそれぞれが
新たな日本人としての『こゝろの在り様』を見つけ出さなければならない。
ただ「がんばろう、日本」レベルだけでは不足するものがある。

**僕が「3.11/東日本大震災と東京電力福島原子力発電所における企業事故災」から学んだ事とは。
1.)『国が、国土が、海が、国民が穢された。』
 *2度の穢れは”戦争”という状況の元での結果。3度目の今回の穢れは”同胞”の行為による悲惨な結果である。
僕たちはもう、“広島”“長崎”を忘れてしまう程に傲慢な民族なのか?

2.)『天皇皇后両陛下を初めとする皇室ご一家が、自らの”立ち居場所”を見つけられた。』
 *戦後のアメリカによる”象徴の天皇”からの国民の”こゝろの天皇”へ脱却出来るか?

3.)『「地盤や地殻構造の違い」によって、どの様な物でも、総てが変貌する。』
 *“根源”が違う事の認識。”シロ”が良くても”イエロー”には狂気という根拠と現実。
総ては基幹あっての正しきもの。

4.)『知った事に対して、何をしなければならないか?』
 *変わってはいけない人間性の根源であり誠実という行為は不変。

5.)『”リスク"の種類と規模が変革した。』
 *自分の荷物は自分で持つ事の誠実さ。人間の荷物は人間が持つしかない。
新たなリスクに対しての僕たちの制度と構造は?

6.)『「新しさが変わる」”新しさ=モダン⇒近代”が変る。20世紀は終った。』
 *こゝろの在り様が変わった。”共棲資本主義”を考え実行する時代性。

7.)『"無知"、"無関心"ほど恐ろしいものはない。』
 *『群衆は思想を持たない』このような時代に生きるための教養が必要。

8.)『戦後の日本国は依然、変わらぬ”アメリカのポチ”。』
 *“占領”というブラックボックスはまだ開かれていない。

9.)『「大和こゝろ」を持った国家戦略シナリオが書けるアーキテクチュアーが不在。』
 *戦後、66年。もう自立し、國を想うこゝろで書かなれればいけない国家戦略シナリオ。
 
10.)『僕たちは”イエロー”であり”大和こころ”を持っている。』
 *文化価値観の自立。異民族たちから多くを学び、“イエロー”を再確認と再構築するチャンス。

11.)『「育ち、表層、深層」夫々のボキャブラリィーが何事にも存在する。』
 *総てのものには育ちのボキャブラリィーがある。“国策”“利権産業”が原発の育ち。
決して、表層のみに偏らず、自らが求めるべき深層のボキャブラリィー。

12.)『”立ち居場所”を捜し始める。そのための”決断”が自由さと勇気。そして、責任が必要。』
 *“豊かなる難民”に成り下がってしまった『僕たちはイエロー』。
日本人としてのこゝろの在り様を探し出さなければいけない契機。そのための勇気と責任。

13.)『2025年へ向けた”ビルダーバーグ・グループ”の眼差しは?』
 *グローバリズムとは『新植民地政策主義』、彼らたちの"New Order World"とは?

14.)『日本という國には原子力発電所という“商品”は不適格品だからいらない。』
 *僕たちは海に囲まれ、自然に育まれ、自然環境と共棲して生きて来た國。
考えるべき僕たちの必需品を!。

15.)『原発の怖さ。エゴの怖さ』
 *核の恐ろしさと人間のエゴの恐ろしさそして、“0-1”世界/二項対立の恐ろしさ。

番外)『このような悲惨な事故に対して、日本のファッションデザイナーたちはどう関わったか?』
 *日本社会は消費慾が不幸を救うと言う変わらぬ現実なのか?

投稿者 : editor | 2011年07月07日 06:28 | comment and transrate this entry (0)

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