« 薮睨み巴里-コレクション‘12/’13A/W速報−1、”CdG、川久保玲は?” | メイン | 中川幸夫先生、こゝろの傷みとともにお悔やみを申し上げます。平川武治; »
“3.11” 平成二十三年参月壱拾壱日を忘れないで下さい。
1年が経ちました。
この東日本大地震の被害によってお亡くなりになられたみなさまへの哀悼のおこゝろを
1年経った今日,改めて申し上げます。
どうか,御成仏なさって下さい。
そして,残された人々が1日も早く平常な生活者へお戻りになられる事を願っております。
そして,もう一つの”現実”を知ってしまった僕たちは,
この知ってしまった”現実”をそれぞれ自心の真こゝろから忘れずに
この”現実”をご自心の”こゝろの有り様”へ刷り込んで下さい。
僕たちの國は既に,2回の原子爆弾の”被爆国”である事。
そして,今回は,悲しい事限りなのですが,
自分たちが想うべき,國,郷土を
企業の”エゴ”によって,自分たちで穢してしまったのです。
”企業のエゴ”は恐ろしいです。
みなさんももうお解りになった事でしょうが,
自分たちの立ち居場所の存続と利益収入のためには,
そうです,”金”のためには
全て,”金次第”で掌を変えて解決して来る怪物です。
ここには“人間性”とその“勇気”が決断をする余地は最終的にはありません。
この様な現実のそして,今後も続く
“原子力ムラ”住民たちで犯した”罪”とその”被害”を
彼らたちの”業”によって,”風化”させようとし始めています。
刷り込まれてしまった,そのこゝろを
忘れずに,ご自心の”行為”に為さって下さい。
”勇気”と”決断心”を國のため、郷土の為に。
罪なき”赤児”と,”子ども”たちの可能性豊かな明日,
未来の時間の為に。
どうか,みなさん,
確りと、ご自心のこゝろの有り様に”怒り”があるなら
見守り続けて下さい。
怒り続けて下さい。
お願いします。
合掌。
『一つのエピソード』;
一つのインタビューから。
「私が、フランス人,Daniel de Roulet氏の著書
「Tu n'as rien vu à Fukushima (きみは福島の何も見ていない)」に出会ったのは、昨年の暮れのことです。
2011年3月11日に発生した、東日本大震災及び、東京電力福島第一原子力発電所事故の直後に、
彼がジュネーブから日本の友人へ宛てた手紙が綴られています。」
"TU N'AS RIEN VU A FUKUSHIMA" by DANIEL DE ROULET/buchet-chastel刊:
http://www.libella.fr/buchet-chastel/index.php?q=fukushima+&btnG=OK
そして,この小冊子にこゝろを振れた僕の友人が
2月に巴里で彼にインタビュ−をし、まとめてやはり,小冊子にしているものからの一部抜粋です。
『ESPERANCE 希望。考えよう,話そう,福島でおこったこと。- Daniel de Roulet氏との対話』
EDITION TIRE-AFRICA/03 MARS. '12発行:http://tiret-africa.com/tiret-africa/tiret-africa.html
***
『 私も同じように「恥ずかしい」という気持ちを持ちました。なぜなら、日本という国は、世界で唯一、
第二次世界大戦中に二度も原子爆弾を落とされ、悲惨な体験をしているのにも関わらず、
こんなにも多くの原子力発電所を建設してしまった。
D : そうですね。しかしそこには大きな落とし穴があり、それをきちんと理解しておく必要があると思います。
民間のための原子力エネルギーと軍事用原子力エネルギーとは全く別物だと表向きは言われていますが、
それは嘘です。どちらも同じ原子力エネルギーで、技術者も同じです。
これは、今日フランスが原子力から抜け出せない一つの理由でもあります。
フランスは爆弾が必要なのです。日本は原子力エネルギーを使わずに済ますことは出来たと思います。
ただ、日本も同じくアメリカの軍事用原子力エネルギーを日本国内でストックすることを強いられてしまったのです。
日本政府の対応についてはどのようにお考えですか?
D : 世界中の国々において、電力会社、それが原子力エネルギーであってもそうでなくても、
これらの企業は常に政治形態と密接に繋がっている思います。
これらの企業は同時に政府の重要な資金源でもあります。
従って、エネルギーにおいて、これは理論的に国有化されているため、しばしば国家独占権がコントロールし、
同時にこれらの企業が政治をコントロールしているのです。
私が驚いたのは、フランスではEDF(フランス電力公社 )のための宣伝をしています。
普通ならば、宣伝をする時、それはあなたが何かを売りたいからでしょう。
想像してみてください、ラジオからこんな宣伝が流れてくる、「エネルギーは私たちの役目です。」
私が家に帰った時、より多くのエネルギーを消費するために、家中のすべての明かりを点けないでしょう?
それは全く宣伝をするという商売の観点とは違っていると言いたいのです。
それなら、彼らは何故それでも宣伝をするのでしょう?
それは、「エネルギーは私たちの役目です。」
つまり、「私たちが全てを引き受けますから、あなたたちは何も言うことありません。」
そして私たちは解ったように、
「フランスの電気について、原発があるか、ないかなどは私たちが議論する必要はありません。
それは彼らの役目なのですから。」となってしまうのです。
彼らは政府にお金を払います。従って、世界中の国々の電力会社は直接的に政治に交わっているのです。
エネルギーは共有するものでなくてはならないのに、同時にそれは政治の位置をコントロールしているのです。』
お読み下さり,ありがとう。
文責/平川武治:平成弐拾四年参月壱拾壱日。巴里市にて。
投稿者 : editor | 2012年03月11日 17:40 | comment and transrate this entry (0)