2012年7月22日
ひらかわ版:”世界知らずに成らないために”/The series "For not without knowing the world" 07/22:
これを読んでくださっている人たちの中にも参加なさった方もいらっしゃるでしょう。
ここ数週間、毎週行なわれ、これほどまでに大きくなり始めている今、国民が行動しなければならない
市民運動の”反原発、原発はもういらない!”デモ行進の報道がおかしい。
帰国し、時折見る日本のTV番組にはこゝろ穏やかになるまた、知的興奮も憤りも好奇心も
喚起するまでの人間的なる心的魅力ある番組が殆どない。
その多くがTVショッピングやレストラン廻り、料理番組とお笑い芸人たちの
大きな声で喋繰りまくる番組が殆どと言う変わらぬ現実。
そして、今では“オリンピック関係”番組とお決まりのワイドショーと称する番組からの
決まったような事件をそれぞれの局が一斉に報じるだけ。
今、国民へ報じなければならない事即ち、将来の日本国という國が益々、貧しい國になり、
生活し難くなり、これからの若い世代たちが背負い込まなければならない諸問題の現実性を
気骨を持って報道する、論じる主メディアが皆無に等しい。
その大半が対合衆国との戦後の関係性に於いて締結構築されて来た諸問題が大半であり、
それらは軍事関係及び、基地諸問題での普天間基地問題と米軍の新型事故多発輸送機「オスプレイ」の
国内基地配備問題。原発核問題関係それに、TPP加盟問題等の貿易経済関係であり、
これらがこれからの日本を背負って行く若い世代の日常に大きく”負”の力として伸し懸かる事、
今後の日本の国体を弱体化する諸問題のすべてが適当に、蔑ろに報道されてしまっている現実を
もっと認識し、それぞれの立ち居場所で可能な、出来る行為を実行して行かなければいけない。
昨年の”3.11”以降、海外諸国が発覚、危惧した最大の問題点の一つが
日本のメディアの立ち居場所とその報道内容の真実性と狭軌性であった事をここでもう一度思い起こし、
この変わらぬ現状に対して国民が国民としての責任感で逃れてはいけない事である。
今週の、ひらかわ版:”世界知らずに成らないために”はこの報道を紹介したいです。
http://www.youtube.com/watch?v=mxVGJCoasoI&feature=em-subs_digest
『無知というのは知識がない事ではない。疑問を発せられない状態を指す。』/Frantz Omar Fanon,
http://ja.wikipedia.org/wiki/フランツ・ファノン
相安相忘。
文責/平川武治:
2012年7月13日
ひらかわ版:”世界知らずに成らないために”/The series "For not without knowing the world" 07/11:
“嘗て、子供だったことを覚えている大人は少ない。”
これは星のお王子様の言葉。
現野田政権も“嘗て、野党だったことを、、、” 忘れてしまった程の
”訪米”後の大人振り方。訪米で何を掴まされたのでしょうね?
僕たちの國は変わらず、国体亡き”白人たちのポチ”状況、
事の発覚後、現実を知らされてから『4幕劇』を演じ始め、“ワン、ワン”騒ぐ彼等、輩たち。
このTPPも然りです。/http://www.youtube.com/watch?v=vhMAa12ztb4&feature=relmfu
今後、出て来る自衛隊=防衛軍化そのまえにある、
普天間基地問題と米軍の新型事故多発輸送機「オスプレイ」の国内基地配備問題。
例えば、岩国基地のその対面には日本人の真こゝろの象徴である”宮島”が対峙しているロケーション。
鎌倉がお調子メディアで持ち上げられているこの隣りの横須賀基地には
’08年の9月から原子力空母艦ジョージ-ワシントン号が既に停泊中。
これでは鎌倉は世界遺産都市には成れないであろう(???)
そして、原発再稼働化の方向へ流れ始めた邪心多き、悪い”気運”をなんとしても、
時間がかかろうが止めなければなりません。
これからの子どもたち、赤児たちが安心と自信を持って生きられる國にするために。
僕たちは日本人です。守らなければならない事、『NO』と言うべき事があります。
自心のこゝろの有り様での決断が”気骨”であり、誠実”という行為です。
グローバリズム経済構造は現状の日本國を救ってくれません。
今現在、世界を知るためには
選ばれた一部の白人たちの“NEW WORLD ORDE/世界秩序"に
自心のこゝろの有り様で関心とそして、疑問を持ってください。
TPPに関して、
http://ja.wikipedia.org/wiki/環太平洋戦略的経済連携協定
http://gigazine.net/news/20111104_tpp/
新型事故多発輸送機「オスプレイ」の国内基地配備問題、
ttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-14/2012061401_01_1.html
ttp://www.gensuikin.org/frm/lnkmn/2012/03kaisetu/0625mousiire.html
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columnnational/20120626-OYT8T00817.htm?from=yh
『無知というのは知識がないことではない。疑問を発せられない状態を指す。』
/Frantz Omar Fanon,(マルティニーク-フレンチ)
さて、先日読んだ中から、
「日本の政治、経済はすべて同じ筋書きの『4幕劇』で語れる。
この『4幕劇』とは、
1)最初は『何の問題も無い』と事態を過小評価する。
2)問題の存在を渋々認めるが、可能な限り矮小化する。
3)問題先送りで傷口を広げる。
4)進退窮まって、全面降伏する。
この現象を日本の政治や経済、軍事それに、警事問題等に関して
「登場人物や時代背景が変わっても、必ず同じ事を繰り返す。」という普遍性をも説いている。
『なぜ、日本の政治経済は混迷するのか?』/小嶋祥一著/岩波書店刊:
原発問題も何もかも、すべてがこの『4幕劇』で校正されていますね。
文責/平川武治:
2012年7月12日
『再生消費社会構造を環境化し、共有し合おう。』 新たな資本主義構造としての、”分ち合のための資本主義”を考える。
現在という時代、
僕はこれからのファッションのビジネスとクリエーションが
新たな時代観と社会性により大きく変化をする
ターニングポイントであろうと感じています。
単純な発想では
“店作店売”的な構造、そこには“手”と”こゝろの有り様”が存在している売り場。
もう、ブランドだけの虚仮威しや
客寄せパンダ的な虚仮威しでは無く、
”人間の営みへの温もり”が共有共作出来る空間。
そこでの”新たな望むべき社会性のための出会い”の空間。
都市をスラム化してしまう迄の”妄想”化都市空間。
そこには“土”と”水”と”太陽”が存在する空間環境を
新たな商業資本主義のための“田園都市化”。
こんな乱暴なことを妄想しています。
「いらないものはいらない生活のための新たな”消費社会”」を築く迄を念う。
よって、あのD.S.M.G.とはもう遅れて来た、
”小ジャレてしまって、汚れてしまった洗練さという名のファッションゲットーの墓場。
原反在庫も、商品在庫も、20世紀の消費社会の在庫それは20世紀の消費の瓦礫。
これらの瓦礫を積み上げよう。
タワーを造ろう、アンテナが必要な時代性。
ここから、新たな何かが見えて来る迄に、
本当はもう何も作らなくていい。
潰すか、埋めるか、盗むか、
戦後の餓鬼たちが嘗ての焼け跡を探しまわったように
本当に必要なものだけを、
こゝろと軀に必要なものを
“手”と”こゝろ”で温もりとおおらかさを優しさを、
こゝろと軀の穏やかさを、
自然体の自分をカヴァーリングする迄のものを
自分テイストで繕ろう。
“CARE & CURE for my mind & the body by my self."
シャネルとユニクロのコラボではなく、”自分リメイク”。
CdGとユニクロのコラボではなく、”客がリメイク”。
“百貨店の中に縫製工場を。”
“銀座に縫製工場を。サンプル縫製からリメイク縫製まで、”
いらないものはいらない生活のための新たな”消費社会”を築く迄を念う。
ヴィニィールテントが環境空間。
地面の土の上に子どもたちが必要な無農薬、無放射能野菜を植えよう、育てよう。
“アウトレットの中は家庭菜園とリメイク工場”。
こんな環境空間が今後の東京。
こんな空間が都市に妄想化され、構造化される時代性。
都市という根幹を考え直そう。
『再生消費社会構造を環境化し、共有しあえる都市を妄想しよう。』
僕たち日本人は今後もこれからも”消費”し,
“消費”させられてしか生きて行けない国民になってしまっているのだから。
『無知というのは知識がない事ではない。疑問を発せられない状態を指す。』
フランツ-ファノン:http://ja.wikipedia.org/wiki/フランツ・ファノン
では、疑問を発せられないジャーナリズムとは?
文責/平川武治:平成二十四年七月十一日:1年4ヶ月目。