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告示された選挙へ後、1週間。是非の参選、投票へ!

 「吐く息も 師走の狂いに 滲むまで」 

 帰国して,かれこれ1ヶ月近くが過ぎる。
 そして,帰国後夢中になって読み終えた本の1冊に
”日本の戦後史の正体/1945~2012年”。孫崎亨著/創元社発行:
戦後の日本人指導者たちがどのように戦後日本を再生して来たか?
その再生シナリオを作り押し付け通し続けて来たGHQとは,
そのシナリオとは,その本意とは。
そして,どのようにその時代時代の日本人指導者たちを、国策を
自分たちの國の思惑のみで操って来たか?

 そこから見えるアメリカの対世界戦術観と世界の実際の動き。
『自主路線』型と『対米追随』型が成し遂げて来た
”戦後”という時代の日本の本質とその虚構された現実。
語り尽くされ偶像化されて来た戦後の政治家たちの実態。
アメリカに擂り寄る事、“気骨”無き、”含羞”を忘却した輩たちの戦後。

 読後,今僕たちは何処に立たされているのか?
これからの日本人としての世界での立ち居場所とは?
そのために決断すべき國を念うこゝろの有り様とは?
いつから日本はこのように、”より,変な,おかしい國”になったのか?
を思う。

 この発端は僕が今回の巴里滞在中に経験した幾つか,
ファッションの世界のユダヤ民族の人たちから近年に至っては、
まるで,手のひらを返した様に日本という國へ邪険な発言,
そして,当然の様に”中国”へ昔、日本で学んだ手法で”笑顔”を向けている。
 
 あれ程迄に“JAPAN MONEY"を巧く利用して,
早くは’80年代初めからの20年間を商社伊藤忠系をその手先として使い,
自分たちの企業利潤と存続の為に日本企業をターゲットにした戦略ビジネスを行い、
その現実の結果が今の”パリ-コレ”の多くの若手デザイナーと称する連中の登場と継続。
そんな彼らたちの大きな経済的に直接原動力になって来た僕たち,
まじめな、外国人大好き(コンプレックス)日本人。

 その國を今なぜ?

 この経験からのこゝろの有り様が在って帰国して始めて読んだ本がこの本。
”日本の戦後史の正体/1945~2012年”。
“戦後日本”に対しての僕たちの無知さと虚飾さと含羞なき態度。
眼から鱗でした。


 そして,選挙が告示されもう1週間が経ちました。
僕のような者でも,今回の選挙はそれぞれが自分たちの國を念い、考え願う為の
必然に与えられた、一つの重大な”決断”のチャンスです。
今回はより,多くの人たちが自分たちの國体の今後の為に
深く真剣に政治に関心を持つべき時です。
どうか,投票へ行って下さい。

 これからの僕たちの大切な國、日本が子供たちの住み易い、
彼らたちが自慢出来る、良い國である様に、
國を念う愛するこゝろを持って政治に参加して下さい。
今という時代の日本國では個人が持ち得た”夢”の成就が國を豊かにするという
パラレルな関係性が既に崩壊してしまった状況の國状です。

 豊かさを享受したところでの個人の”夢”への努力とその成就が
國体を強くする迄の政策と政治力を“NATION IDENTITY"を根幹に
これからの子供たち、若者たちが世界に,アジアにそして何よりも
自分たちのこゝろの有り様へ”気骨”を持って自慢出来る國体と國力に
その決断への意識として政治へ参加して下さい。

 そのためには,先ず,自分たちの念うこゝろの有り様を正直に
國を思うこゝろを持って政治を取り行いたい人たちへ
勇気有る”行為”として投票して下さい。

 その為には,僕たちも皆さんも,学んで下さい。
”無知”程怖い事は有りません。
大衆とは“思想無き”群衆です。
“原発問題”の二の舞、三の舞はもうよしましょう。

 例えば,先の小泉がどのような政治を行ったか
結果、日本人の汗水の結晶,”郵便貯蓄金”をアメリカ国債へ売却。
小泉の周りでどのような人が動いたか?
その人は今? などを復習するのも良いでしょう。

 石原元都知事は“カジノ構想”で新たな”ファミリィ利権”を構想するが、
築地移転と東京オリンピック誘致失敗。そして,もう一度という念の入れ方。
そこで,気が付けば,もう一方の”カジノ構想”を陰の選挙資金源とし
西日本を地場にしている“ハシシタ=パチンコ業界=関西エンタメ=吉本=???”と
言うベタ大阪育ち関係派と組むという構図が突然的に。

 何のコンテキストも共有出来ない派閥間の立候補である
今回の”維新の会”と”石原派”の下ごころ集団行為は
愛国心無き,含羞なきそして、品なき政治家行為であると読んでいるのですが?
深読み過ぎるでしょうか?

 金権資本主義の世界では“お金”の創成方法とその使い方が人間の”品格”を作る。

 まるで,この選挙にタイミングを会わせてような
”アメリカ国防省=北朝鮮裏コネクション”の下こゝろある行為の表れが,
このミサイル発射騒動。(少し以前のハリウッド映画、”WAG THE DOG”を参照すれば
より今の時代のアメリカの政治が面白く読める。*)
これによって,”憲法第9条”問題がより,表層化し,”右傾向”へ。
全くの,アメリカ版“風が吹けば桶屋が儲かる。”であろう???。

 表層のメディアに登場する情報が全てでは無い。
むしろ,それらの情報は”操作”されてしまった情報である事を
昨年の”原発企業事故”で学んだ事を忘れないで、
熟知した上での”決断/リスク”を投票して下さい。

 今回の選挙では最低、次の”4つの決断/リスク”をこゝろして
自分なりの國を念う意志を反映させるべく、
これらの現実と今後を見届ける”国民責任”として
”投票”という僕たちが政治に参加出来る行為の一つの根幹と意識して
以下についての関連知識を皆さんも責任ある投票の為に大いに学んで下さい。
1)リベラリズムを継続させる決断/リスク。
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1611.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1616.html
2)憲法第94条から、第9条の自衛権について、
軍隊を持つか,持たないかの決断/リスク。
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1729.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1713.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1556.html
3)“原子力発電所”の今後のあり方についての決断/リスク。
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1521.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1508.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1365.html
 *http://blog.livedoor.jp/yaguchi16/archives/52975148.html
4)軍事的経済問題になるまでの”TPP"への決断/リスク。
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1542.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1696.html 
 
 そして,常に選挙の為の眼差しは
どうか,“将来の子供たちの時代”を
”大和こゝろ”でもって念う事です。

 僕たちが身に付け,持ち続けて来た日本民族の優秀さと素晴らしさは
これからの世界の国際諸関係にとても大切で,重要な役割が託されています。
それをより,人間的に果たせる時代を創成して行きましょう。

 その自信ある國を念うこゝろを持って,世界に於ける僕たちの國の立ち居場所を
僕たちの考えと想いで、インデペンデントに決断して行く,ちかずくための
僕たちの國の為に持つべき“リスク”でもあります。
一つの重要な機会が今回の選挙です。

 常に,表層でしかないメディアに良く出るからというだけの
浅はかな,思慮なき吉本的判断で決して,これからの日本国を委ねる
政治家たちを選ばないで下さい。


 例えば,嘗ての日本軍軍人でも,
「栄誉なんて関係ない。日本の行く末をきちんと決めるのがワシの仕事だ」
と唱えた人が居たのです。/陸軍総師、上原勇作元師:

 どうか,政治に参加して下さい。
ありがとう。
相案相忘。

文責/平川武治;
参照サイト/http://kaleido11.blog111.fc2.com/
*”WAG THE DOG”/R.d.ニーロ& D.ホフマン主演/’97年 
”Why does a dog wag its tail? Because a dog is smarter than its tail. If the tail were smarter,the tail would wag the dog."

投稿者 : editor | 2012年12月 6日 15:03 | comment and transrate this entry (0)

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