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令和四年、ご挨拶。『謹賀新年』とお知らせ。

「明けましておめでとうございます。」
みなさま、このブログも十五年を経て、
今年も、僕の変わらぬ"こゝろの置き所"を
「モードの世界」からの眼差しを持って書き綴ります。
よろしくお付き合いください。
 また、一昨年に始めた"NOTE/平川武治の全仕事・私文古書庫"をも
拝読くださり、感謝です、ありがとうございます。

 そして、新たな年が始まりました。
変わらず、今年も頑張って書き続けますので、
よろしく、拝読と共に、お見守りください。

 『「近代のパラダイム」が少しずつ崩壊し、変革し始めていますね。
パラダイムが変わると、意識が変わります。これが"時代が変わる"と言う現実ですね。

「解釈の自由」が自由なのか?
自由を「選択の自由」と解するなら、
創造とは、「産みの苦しみ」が伴う自由である。
「産みの苦しみ」は当然であるが、"痛み"を伴う。
"痛み"はそれ自体で倫理性を持つ。
"痛み"によって分かる人間の経験の倫理。

 モードの世界で、「産みの苦しみ」という自由はどこへ行ったのでしょうか?
モードの"創造"とは、そのほとんどが、「選択の自由」によって成り立ってしまっていますね。
"パラダイム"が変わると、意識が変わります。
 そして、「世界はますます豊かになり、ますます不平等になっています。」

 今年、令和四年は、「近代のパラダイム」が変わり始めたことによっての、
"豊かさ"への欲望が変革し、いろいろな現象が表層化するとしでしょう。
 一番の危惧は、"軍事防衛費"が年々、考えられないほどに増加することに、
どれだけの日本人が「日本国憲法」に無知であるか?
日本人としての魂でこの我々の憲法を再度、"こゝろで知り信じる、
気概を持つ。"という
国民としての、「こゝろの置き所」が肝心でしょうね。

 現代の「飽食世代」の時代では
これがほとんど、皆無であり、希薄で、無関心なため、
政治家は白人に媚を売り、彼らたちのかつての、"冷戦シナリオ"の通り、
「中国」や「北朝鮮」を敵国視して、ユダヤ系軍事産業の"利権"で煽られ、
国民は"増税"に煽られるというシナリオの現在に、
将来の豊かな国家、日本が考えられるのでしょうか?
 気がつけば、国会議員たちも、勿論"戦前"は知らず、
"戦後の飢え"を知らない"飽食世代"がほとんどになってしまっていますからね。

 ACTIVISM/
「私はファッションデザイナーであり活動家です。 私が何を目指しているのかは明白。
私は気候変動と地球上の生命の大量絶滅を阻止するため、ファッションをその活動手段として
用いているのです。」
By Vivienne Westwood :

 さて、日本のファッション産業の今年は?
ヴィヴィアン ウエストウッドさんも亡くなられました。
 「サスティナブル」の一つの教科書的事例として、彼女、ヴィヴィアンが率先して為してきた、「Vivianne Westwoodのサスティナブル憲章」は
彼女が考えるこれからのファッションブランドが守るべき倫理観を
"ブランド憲章"と定めたを見事な世界を提案しています。
 これによってでしょう、ここ数年来、このブランド、"VIVIENNE WESTWOOD"の世界ビジネスは
今までになかった高売上を作り続けています。
 
 本年はこぞって当然、「サスティナブル & SDGs」がトレンド。
考えられる主体は、「サスティナブル & SDGs」がどのような"具現性を持って、
実ビジネスにラインアップされるかですね。
 ここに企業やブランドの"文化的差異"が生まれるでしょう。 
従って、よりビジネスの根幹になる、「自分たちの言葉」の、「産みの苦しみ」を伴った
"サスティナブル"であるか、
あるいは、「世間のトレンド」、借り物の「集められた集積」の"グリーンウオッシュ"なのかが、
正体を現す年になるでしょう。

 もう一つは、「柔らかいファッシズム」が日常化され、表層化する
即ち、"ライフスタイル化"されて行く日本の飽食社会では、この先端に、人間が纏うべきもの
としての"新しい被覆/被服"も登場してくるでしょう。
 例えば、"NASAの宇宙服技術"を利用した更年期障害の症状を緩和するユニフォーム的衣服など。 
 使い廻され、古くなってしまった、「安全、安心そして、快適」は実は、
「柔らかいファッシズム」の国家的企てであったこと。
この根幹が次第に若い世代の人たちの"感情価値観"を刺激し「安全、安心そして、快適」そのものが
欺瞞化され、新世代たちによって、「風化」され始める年の始まりでもあるでしょう。
 この政治的企ての向こう側には、「脱中心化」が人間個人の存在と認識を、
「愛があり、魂がありそして、倫理の世界」へ拡張化される即ち、新たな"パラダイム"へ。
 例えば、つい"コロナ以前"までの、「特異性」や「奇新性」が
デザインの優位性を担っていた時代は終わり、
そこで必然を感じることは、「愛と魂と倫理」のための「ヒューマンプロテクション」という
"こゝろの置き所"であるコンセプトも考えられるでしょう。

 しかし、これらのファッションにおける"新たなパラダイム"には、
"サスティナブル"や"ヒューマンプロテクション"等の"新しさ"には
かなりの、コストとリスクが伴う世界です。
なので、若いデザイナーブランドがこのパラダイムに挑むには至難の世界でもあるでしょう。
 従って、日本においては、SPAで儲けたファストファッション企業か、
或いは「御三家」と称されてきた「イッセイ、ヨウジ、ギャルソン」に
加わる、「SACAI」「ジュンヤ」などに期待するしかないのですが???
 日本における彼ら"勝ち組"ブランドは今までに築き上げてきた自信と欲望を
そうたやすく捨てられる人間性と勇気を持ち合わせていません。
 それにむしろ、この動きがより現実的になれば、デザイナーブランドビジネスそのものが
窮地に立たされるか、伸び悩み状況に追い込まれるでしょう。
 ということは、今年も、海外のラグジュアリーブランドやハイブランドの
"一人勝ち"なのだろうか?

 参考−1/「"The Responsible Fashion Company":
Integrating Ethics and Aesthetics in the Value Chain/2014/9/17発行」

 この本は、サステナビリティと責任あるイノベーションを通じて、
未来の、ファッション業界2030年の再形成に貢献することを目的としています。
 The book Fashion Industry 2030 aims to contribute to reshaping the future through sustainability and responsible innovation.
 参考ー2/"the Global Fashion Agenda"を読み込むこと。/ https://globalfashionagenda.org

文責/平川武治。
初稿/2023年1月10日。

 もう一つ、私事ですが、久しぶりで、今年最初の「トーク集会」を
下北沢のカフェ「洞洞」で下記の内容で開催します。
 ご興味とお時間があれば、ぜひ❗️❗️ご参加ください。

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年が令和5年ーMax.MOV

投稿者 : editor | 2023年1月11日 14:20 | comment and transrate this entry (0)

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