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2011年01月30日

A TAKE's Episode/平成23年,今年初めての巴里-コレでの,メトロでお逢いした”H100”の彼らたちへ、「ありがとう。」

 変わらぬ、“It was so fanny collection!"を今シーズンも見せてくれたBernhard Willhelm。
愉しく、こゝろ豊かにのびのびとファッションが持っている本来の自由さをエネルギィーとして
これでもか?これでもか?と変わらずのファニィーなしかし、心温まるコレクションを見せてくれる
Bernhardのコレクション後はいつの間にかポジティフなエナジーを貰っている。
 
 次への移動の道すがら、立ち寄った1件のアートギャラリィー。
「Tokyo Kamen」という今どきのセコンダリィーなアート展ヘ入る。
日本人の男女二人組の作品。日本美としての『数奇』を知らず、
『かぶり』-『歌舞伎』-『仮面』と言う表層的なるロジックでのおチャラカ。
このおチャラカをここまでの世界へ作り上げてしまう彼らのエゴに関心。
このギャラリィーの事務所の奥の壁面にJeanloup Sieff.の60年代の代表作品,数枚へ目がゆく。
これをネタにギャラリィーのお兄ちゃんと会話し、関係性を持ち名刺を渡されて出る。

 小雨を避け乍らメトロへ入り込む。
最近はベンチが空いていれば座ってしまう癖がというより老いなのだろうが出来たようだ。
何気に気が付く彼らたち、階段から降り立った4人のバイヤーらしき人たちの
ド派手な出で立ちとそれを誇りにしているカッコ良さ。
そう、先程のBernhardのコレクション会場でも見掛けた事を想い出して
思わず話し掛けたくなった僕。


あらいひろたかさま;
          みなさまともども機嫌良く、バイニングな さっていますか?
 昨日はありがとう。
突然話し掛けて良かったです。
あなたたちのような、本心ファッション大好き、
だから愉しくカッコ良く目立ってと言う子が
少なくなって来ているので僕はとてもお話ししていて嬉しかったです。
昔の、若い時にいた大阪時代を想い出しました。
おおきに!!
皆さんにもよろしくね。
 ショップのサイト(http://www.h100-bonsai.com/)を拝見して、
面白い倫敦モノを入れてらっしゃって余計に 愉しく、
それに、もう独り、僕の友人のBenoitのヘッドアクセサリーを
入れてくださっていたので彼にもメールを出してしまいました。
どうか、ご自分のこゝろの在り様を、行動の総てとし,
自心で自心を豊かに
そして、自信と勇気を持って大好きなファッションの世界で
皆さんに愉しさと喜びを分けてあげてくださいね。
4月には一度戻り、大阪へも寄る機会があるのでその時は、再会 を願います。
よろしく!!
お気を付けて、いい時間の巴里を皆さんで!!
ありがとう。
相安相忘。
ひらかわ:
"Going on means going far.
Going far means returning."

 帰宅しこんなメールまで出したその後の僕。

 そして,数日後に想いもよらず頂いたご返事。
うれしかったです。
胸にド〜ンと来ました。
ありがとう!!
伝わるものが一緒だった事なのか?
僅かな時間、そう10分程もなかった時の狭間の出来事。
変なおっさんが唐突に話し掛けたのでたいへんだったでしょう。
しかも、メトロの駅というシチュエーション。
僕も勇気がいったよ!

**
こんにちは、平川さん。
 パリから戻り、メールを見て再びビックリしています。ありがとうございます。
今回の旅で平川さんにお声を掛けていただいたこと、とても嬉しく思っていますが、
あの時は正直なところビックリしすぎてポカンとなってしまいました。
あっという間で思うこともうまく話せずじまいで。。。
次の日BernhardWillhelmのアトリエにおジャマしたとき、JuttaにTAKEから連絡があったよと聞きました。
私たちのことを話してくださってたみたいで、ありがとうございました。
 世界的に不況が続き、モードの世界もかなり影響を受けているのでは、と大変な時代を感じます。
そのような中でBernhardをはじめ、ハートのあるデザイナー達がファッションというフィルターを通して
何かを伝えてきているように思います。
私自身もできるだけ純粋に感じ、また一人でも多くのお客様に楽しさが伝わるようにと、
バイイングをしようとがんばっております。
反面、店を継続させるための経営面との葛藤に悩むこともしばしばです。
右も左も分からないまま、ファッションの海に漕ぎ出し、日々勉強している毎日です。
 また3月にパリに行きますので、お見かけすることがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します!!
ARA こと、あらきひろたか
YURIこと きたむらゆりこ

 ありがとうございました。
ご無事に帰国為されたのですね。
お客様の笑顔はみなさまの努力とおこゝろの現われ。
ご自愛とともに、お気張りください。
相安相忘。
文責/平川武治
平成23年正月26日。France St.-cloaud市にて。

投稿者 editor : 20:21 | コメント (0)

2011年01月29日

STUDIO VOICEの「中川幸夫展『華は性器だ』のお知らせ。

 今日で終わってしまうSTUDIO VOICEの中川幸夫展の拙筆文へのツイッターでのいろいろなリアクション、
ありがとうございました。
僕はツイッターが出来ないので失礼します。
STUDIO VOICEのアドレスです。
http://studiovoice.jp/?p=4586

皆さん、ありがとう。

投稿者 editor : 17:51 | コメント (0)

2011年01月27日

「エピソードが大事ですね。」/An Episode is a source of the Creations. The Images no more making the Realties. The Realities will be making an episode.

『 いわゆる、従来のイメージは
僕たちが持ち得た時代のリアリテから
無限に、無数に顕在化する
ただの”表層のボキャブラリィ”群。
イメージはそのテクニックの進化と共に,
普遍性を持って
よりバーチャルの彼方へ、
拡散、泡沫化するのみ。
 
 これからは、
自分たちが持ち得た
責任と勇気在るリアリテから
語り継がれるべき”エピソード”が
創造の為の発想を生むまでのメタファー。
"エピソード”が生み出すボキャブラリィーは
好奇心が生み出す深層へ繋がる
突然変異状態。

 そして、
マニュアル社会構造からは
決して生まれ得ない発想の為の
”異端と異系”を生む形態言語。

 “行為”とは
持ち得た自分のこゝろの在り様の動きの事。
 
 この時、
僕たちは“イエロー”であることの認識と喚起が
新たな今後を作る21世紀の礎となるまでに。

 みなさま、
今年も後悔の少ない、1年でありますように
真こゝろの穏やかさと深さから
素晴らしいエピソードを一つでもいいです、
お持ちください。
合掌。』
平川武治/平成二十三年正月:

" Whereas the highly rational societies of the renaissance felt the need to create utopias, we of our times must create fables". by Francis Alÿs:
"ルネッサンスの高い合理的な社会は、我々を理想郷を作成する必要性を感じた一方で私たちの時代は、寓話を作成する必要があります"。/Francis Alÿs:


投稿者 editor : 22:01 | コメント (0)

2011年01月10日

お知らせ。新春プロムナード会、『DISCIPLINE会』のようなものを、初めて鎌倉で開かせて頂きます@ GENBAGEN

 こんにちは、 
多くの時間が経ったような錯覚がするこの時期です。
新たな光がこぼれ落ちる様は竹葉の戯れるざわめき。
穏やかさとは耀きの心地よさ。
 
 押し迫ってのご案内ですが、
鎌倉の大町3丁目にある『GENBAGEN』と言う
僕の好きなおおらかな空間で、
その好きな空間と斬新な服を創っていらっしゃる
不思議なふーささまのご好意で鎌倉で初めての
『DISCIPLINE会』のような事をさせて頂ける事になりました。
いわゆる、”新春プロムナード会”です。
ぜひ、鎌倉散歩のひと休みにご参加くださいませ。
きっと、新たな感動で語れる、エピソードが
このGENBAGENの空間とふーささまを知る事で
生まれるでしょう。
平成23年1月16日(日曜日)午後6時より、
『GENBAGEN』Tel.0467-22-4419 / gbgmirror.blogspot.com/
お問い合わせ、GENBAGENまで、

 今年初めての再会を、愉しみに!!
ありがとう,合掌。

投稿者 editor : 16:17 | コメント (0)

 平成弐拾参年、新たな“気”を観じて、−1

 「 平成弐拾参年、新たな“気”を観じて、」

 気骨。
 動かぬものを
深く 静かに
感じ、観じる
真こゝろ。

 その真こゝろの
おもいやりの在り様が
 行為。

 勇気。
 自然に育まれて
共棲できる私たち
やさしさに想い
めぐりを願うあした。

 その真こゝろの
すなおな在り様が
 感謝。

かわらぬ想いあう気と
感謝のやまとこゝろを
太陽と 月と
自然へ。
 恩返しをしなければならない
わたしたち。

 わたしたちの文化は
自然に育まれた在り様
自然との共棲の在り様
そして、
自然を慈しむこゝろの在り様。

 お天道様を朝夕、
拝んだご先祖さまたちの
やまとこゝろの在り様が
わたしたちの美です。
 恩返しをし続けなければならない
わたしたち。

 この真こゝろの在り方が
わたしたちのこれからの文化を
生み続けるやまとこゝろです。

 私は日本人。
そして、黄色人種です。
67歳。

 異國人たちから多くのものを学び
彼らたちが築き上げて来た文化価値を知り
異國人の在り様を知り
 より、
イエロー-マインドを尊び
イエロー-カルチュアを育み
日本人である事の
やまとこゝろへ感謝を。

 ホワイト-カルチュアは
ご存知の如く
自然を敵対した人間の在り様から
生まれた文化です。
この根拠性が彼らたちの限界。
二十世紀はかつてへ流れ過ぎゆきました。
 ありがとうございました。

 今世紀の十一年目が始りました。
新たな新鮮な年を
感謝とともに
おだやかに、おおらかに、ごけんこうに、
そして、
 『気骨ある日本人』としての『気』を携えて、
勇気と真こゝろある、
実り多き壱年になさってください。

 私事ですが、本年は
日本人で在る事の根拠性を
やまとこゝろを保ちより、学び認識し
30年以上の持ち得た経験、

モード-リアリテをメディアとして
『イエロー-カルチュア』を
喚起する
元年としたく念っています。

 どうか、かわらぬご指導、ご鞭撻をよろしく
おねがいいたします。
相安相忘
合掌。
平川武治:
平成弐拾参年正月元旦。


『東洋によって西洋は解しうるが、
西洋によって、日本を、ひいては東洋を解するということは、
その事実なく、道理から見て不可能である。
美と道徳の問題に於いて、
それが然り、明白だという自覚の立つ時、
世界と人類の文明は将来にわたって混同確立されるだろう。』 
 保田輿重郎著/「日本の美術史」より:

**
『人間の乗った回転木馬は多くの変化に会った。
インドが数千年の努力を費やしてやっと,
脱ぎ捨てた迷妄は西洋が同様の苦心を払って,
維持し強化して来た迷妄と同じである。』
 H.ヘッセ/『荒野のオオカミ』より:
***
『新しい世代は文化を自らの財産と感じ文化を維持する為に必要な労働に従事し、
自分の欲動の充足を控えるという犠牲を捧げるようになるだろう。』
 S.フロイト著/『幻想の未来』より:

ありがとう。

投稿者 editor : 14:39 | コメント (0)

2011年01月06日

ごあいさつ、平成弐拾参年、新たな“気”を観じて−2。

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投稿者 editor : 22:12 | コメント (0)