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今シーズンの東コレ評論速報誌、「Le Pli」 は、その眼差しは?
今シーズンは、
平川武治によるデイリィーなコレクション批評はブログをご覧になってください。
その眼差しは、
−『もう、東京を巴里やミラノと比べるな!!』
敢えて、比べること自体がナンセンス。
育ちも社会環境も格も違いすぎる。
所詮、東京コレクションは東京リアリティをシュミレーション発信している日本の諸メディアのレベル。それらのメディア受けを狙ったもの、メディアに媚びたものが大半の世界。
人の心に届くまでのエモーショナルが不在。
日本メディアの現在は大半が無思想無節操。かつての学生運動時代の『ノン・ポリ』達が築いた消費文化と呼ばれているレベルと知性の世界。
「いい人だけど、『含羞』を忘れてしまった人たち」の62年間。
そして、僕の提案は、
もう一度モードを『装い』の世界へ回帰。
21世紀を考え、創造し、生きる人間のための『装い』を提案するのがデザイナーの役割。
日本メディアに媚びること、受けることだけのレベルでのショーであれば、
『もう、東京を巴里やミラノと比べるな!!』
これが今シーズンの眼差し。
そして、コレクション後は
平川武治責任編集による『Le Pli*東コレ批評合冊版』をより、熱く。
ユース・カルチュアー誌『OKFRED』の付録でもお目見えします。
お楽しみください。