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平川武治の臨時特別ニュース。あのアントワープ王立アカデミィーモード科主任教授のリンダ ロッパ先生がPOLI MODAへ移籍!!
日本でも既にブランド的モードの教育機関であるアントワープ王立アカデミィーのモード科を代表した、主任教授であるLINDA LOPPAが突然辞職。2006年09月13日、アントワープ発;
本日、王立アカデミィーのモード科、主任教授であり、彼女自らが提唱者の一人であった、
FLAMAN FASHION INS.(FFI)フラマンファッション研究所及び、国立アントワープ服飾美術館館長をも兼務していた LINDA LOPPA女史が突然、総ての職を辞任した。
今年2月に地元新聞で公金横領のスキャンダルに巻き込まれていた彼女がその半年ほどの後の出来事。彼女が携わって来たこの街、アントワープにおける総てのモード関係の職を辞任した。
その彼女の新しい職場は、イタリーのフレンチェに在る、「ポリ・モ-ダ」へ移籍。
この「ポリ・モーダ」とは、この国のファッションを代表するS.フェラガモ社が創設した教育ならびにモードをプロパガンがする研究機関である。彼女、LINDA LOPPAのルーツはイタリア人。ここ数年来、フィレンチェの「ピッツァ・ウオモウ」関係でアントワープのデザイナーたち、RAF SIMONS,ANGERO F.等を送り込んでイベント企画等を行ってきた、その経過での新たな動きと見ることが出来る。
彼女自身も今後、フレンチェに大きな家を買って、多くの若いアントワープデザイナーたちに成長した教え子たちのためにイタリアの工場を紹介するとまでの公言。これは彼ら、アントワープの若手デザイナーたちや今後の卒業生たちにとって本質的な事がらであり必然性と、大いに可能性を含んだこと。
だが、その移籍本意はもっとどろどろしたものがありそう。
これによって、アントワープのモード科も今後どのような方向性へ向いた教育機関になるか?
彼女のあとを受け持つことになったのは、今までこのアカデミィーの3年生の担任教授であったWALTER VAN BEIRENDONCKがモード主任へ昇進。文責;平川武治:
Poli moda(ポリモーダ) ;フィレンツェ市内 にあるポリモーダは1986 年、ニューヨークのファッション・インスティテュート・テクノロジー(FIT ) との提携のもと、イタリア・ファッションをグローバルに学ぶ場所として地元フィレンツェ市やS . フェラガモ社などの協力で創立されたファッション・スクール。
デザイン、創造性、技術革新を重視し、 デッサン教室、テクノロジー・センター、デザイン・ラボラトリー、テキスタイル・ラボラトリー、 図書館等を備えている。
1986 年の創業以来、世界中から集まってくる生徒数は700人を越え、卒業生の7割がファッション産 業で働いている。イタリー、ファッション業界と密接な関係を保持しているのが大きな特色。ファッションを 基礎から学びたい人、すでに学歴・職歴ある人たちの能力開発及び文化的教養を高めたい人に向けての応用・専門コースを各種開講しており、夏期講座では日本語コースも可能らしい。
参考サイト;
http://www.vrtnieuws.net/nieuwsnet_master/versie2/english/details/060912_lindaloppa/index.shtml
投稿者 : take.Hirakawa | 2006年9月14日 06:12 | comment and transrate this entry (0)