« 瀬尾君のオークション結果とメールでのご返事と世界のアートビジネスとは、 | メイン | モードから読む”裏と表”−1 »
師走、VACANT-LEPLI噺会告知/12月23日月曜日16:00開始(開場15:30時より)
師走、VACANT-LEPLI噺会告知
12月23日月曜日16:00開始(開場15:30時より)
客人;平林 恵さま;県立金澤21世紀美術館学芸員
森永邦彦様;ANREALAGE代表
噺人;平川武治:
こんにちは、
師走ももうすぐ、お元気でいらっしゃいますか?
この押し迫った日にまた久し振りで会を開きます。
気が付けば、昨年もこの日に会を開きました。
今回は、”モードとアートの新たな関係性とその境界”について
それぞれの立ち居場所を持ていらっしゃる方々と
また、辛辣なセッションが出来ればと、僕自身待望する会になりそうです。
話題;
『21世紀のモードの今後は、どのように進化するのだろうか?』
―――モードの進化流の一つについての私説。
その1;
『肉体から身体そして再び、肉体へ。或いは、「肉から身体そして皮へ。』
" From the body to the radical body."
――“ポスト-ジェンダー”以後、ファッションから思想は消えた。
再び、女性の性の喚起と謳歌へ、そこに、新しい人間関係と讃歌を。
その初め、”肉体”をラッピングする事から始まったモードは、
20世紀後半には“身体”をプロテクトし後には、”こゝろ”や”自由”迄をも
プロテクトしてしまった。
そして、再び、ラジカルな肉体としての”皮膚”を新領域として、
人間への新たなる可能性へ。
例えば、今のデザイナーで誰が“BODY CONCIUS "を巧く出せるか?
究極なる女性美の根幹としての”A.ALAIA”へ近かずく為に、美への挑戦が為されるであろう。
その2;
『モードビジネスが近づく、アートビジネスの世界とは?』
――“ファッションビジネスとモードビジネスは違う。”
着れなくてもいい、“コレクションピース”を創作し始めるデザイナーたち。
新たなモードビジネスとして、ここ数シーズンのCdGコレクションとHIDEKI SEOの活動を例として。
ここから、”モードとアート”の境界線が新たに交わり始める。
誰がコンテンポラリな作品の価値を付けるか?
どの様にして、独りのアーティスト希望の作品がアートビジネスの世界の中へ落とし込まれるか? 所謂、アートビジネスとは?どうゆう世界か?
翻訳本”偽りの来歴”を参考にした考察。
これを熟知している日本のアート関係者たちは少ない。
ここにも日本の教育の狭軌なる欠如が”アートコンプレックス”を生み続けている。
その3;
”金澤21世紀美術館-フィロソフィカルファッション”を語り合う。
その企画担当者、平林さんに聞く、いろいろ。
アートの世界から見た東京ファッションの世界とは?
そして、なぜ、この3ブランドが選ばれたのか?
結果としての”反響”は?
その4;
質疑応答、いろいろ。
終会予定;~19時迄:
噺会会費;一般会員/¥2000円
学生/¥1500円
休憩時/お茶と菓子付
VACANT担当者;大神まで。
投稿者 : editor | 2013年11月25日 11:43 | comment and transrate this entry (0)