« モードから読む”裏と表”−1 | メイン | モードから読む”裏と表”−3; »

モードから読む”裏と表”−2;『丸、3年』

裏若しくは、影、
 明日で丸3年。海外からはどのように見られているのだろうか?

 変らず、隠蔽され続ける『東京電力福島原子力発電所企業事故』の被害実態が今も尚、
海外メディアの報道によってより、現実を知らされる事になる。
 この原因は日本人が持っている”曖昧さ”や”被害者意識観”がそうさせるのだろうか?
日本メディアが偏狭に報道するここでも”表と裏”がある。
現実は想像してた様に,汚染状況がその後、発覚して来る人為的あやまちも多々、重なり
大変な実情況になっている現在です。
変らず、諸責任の当事者たちの認知感覚は
『加害者が被害者から、加害責任の為の諸経費を要求、搾取する』というベクトル、
”電気料金の値上げ”行為なのです。ここには、自分たちも”被害者意識”をちらつかせ始める。
そこには自分たちの「國土」を穢したという意識もなく、未来をこれほどまでに
危うくしてしまったという「やまとこゝろ」ある責任意識ある行為は未練も感じない
この群衆レベルが現在の東電と政府の手法です。
 ここに、幾つかの海外メディアが報じたものを紹介しておきます。
まず、一つの汚染記録が有ります。これは昨年の10月の現実でした。
が,現在はもっと酷くなっています。隠蔽させ続ける事で”風化”させる手法ですね。
ここにも、日本的なるこゝろなき、『ちりも積もれば、』論法しか有りません。
http://echoechanges-echoechanges.blogspot.fr/2013/10/131007.html

 また先日、僕のところにもオランダの友人からも
やっと発表された人為的事故による汚染水漏れのニュース後、その被害の酷さに驚き、
心配のメールが届来ました。実はこの放射能汚染水が大海に及ぼす被害の現実は
海外ではかなりナーバスに報道されています。ヨオロッパの人たちが見ている
この『東京電力福島原子力発電所企業事故』の被害実態はEU圏で活動している
独立系環境ジャーナリストたちで運営されている参考サイト“NaturalSociety”があります。
http://naturalsociety.com/new-eu-report-states-20000-square-miles-contaminated-japans-fukushima-daiichi-incident/ 
 この最新記事は“Kaleidoscope”で読めることが出来ます。http://kaleid11.brog.fc2.com/
 
 また、日本人であれば喜ばないと国賊だと言われている事を知らなかった僕ですが、
2020年の開催が決定した「東京オリンピック」においても辛辣な記事が出てきています。
 この東京オリンピック’20年頃には程良く放射能汚染大気が東京上空を
気球船よろしくゆっくりと被ってしまっているであろうという危機感を訴え煽る報道です。
/「揺らぐクーベルタンの理念-日本と国際オリンピック委員会」
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2654.html

 安倍政権での彼のセールスマンぶりは性格なのでしょうか、ちょこまかちょこまか
乗り遅れた電車に乗り込もうとアフリカや中東へ出向いて何を売りにしているかと言えば、
『原発』なのです。事故被害規模も自認出来ず、事故被害処理をまともに出来ずに
外国へ出掛けるセールスマンぶり。
 しかし、その裏には彼がセールスをしている『原発』は100%日本製ではない事を
知って下さい。現在日本の原発メイン企業は東芝と三菱の2社が仕切っています。
しかし、この2社は日本にある原発をそもそも売り込んだアメリカのGE社とW社がべったりと
内蔵されています。表向きは日本の2社がそれぞれを買収しているのですが、
ここにも軍事産業と同じ構造が構築されていて、外装構造部は日本企業が担当そして、
中心部の原発の中枢ソフト関係は全てこのGE社やW.社が仕切っているのです。
従って、そのビジネスアマウントには格差があり結局は彼らGE社やW.社が儲かる為の
セールスをしているのが根幹です。
 それに『原発=原爆』であるという機構構造も知っておいてください。
そこに、『東電福島原発企業事故』を偽りで固めたプロパガンダセールスですから全くもって
非道なる行為であり、ここにも新たな“原発利権”が存在しての行為でしか無いのが根幹です。
この責任認識で現在の安倍内閣のそれなりの立場の政治家たちは『国家のため』という
大義名分で税金を使って自分たちの”ファミリィー利権”に一挙一動しているだけなのです。
ここでは『原発』をセールスすれば、誰が儲かるか、そのためにどのような
ビジネス構造が構築されているか?の”根幹”を知っておくべきなのです。
 ここにはこれまでの我が国における正力松太郎や中曽根康弘たちによって始まった
『原発』産業発展の”根幹”が政治家は替わっても、その”利権”構造は不変で継続されている
という事実です。そして、この周辺にあの”原子力ムラ”構造が構築されています。
 
 どうか、『未来とは自分たちのための事ではなく赤子や子供たちのためにある。』
ということをこの3年迎える事でより、忘れないでください。お願いします。
文責/平川武治;Corso Magenta, Milan:

投稿者 : editor | 2014年3月10日 15:22 | comment and transrate this entry (0)

コメントしてください




保存しますか?