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廻り回って来た、今日という「終戦記念日」に、

今日は72回目の「終戦記念日」です。
 先月、7月7日に国連本部で開かれていた核兵器禁止条約制定が賛成129カ国の多数決で
制定されました。
 今回は「核兵器を完全に除去する」必要性を強調し、広島、長崎の被爆者の訴えを汲み取り
「核兵器使用の被爆者と核実験の被害者の受け入れがたい苦しみと被害に留意する」との
文言も盛り込まれましたが、唯一の被爆当事国である僕たちの政府、安倍内閣はここでも、
気骨なき”二枚舌”を使って「アメリカの”核の傘”」に依存し、不参加。
 日本民族が持ち合わせていたはずの、こゝろの様である国を想い人民を念う「気概」や
「気骨」はいずこかへ。
 年々、僕たちはこのような記念日の前後にしか、もう、「戦争」を語る,知る機会が
無くなりつつあります。
 やはり先月、「日本の長い戦後」という1冊の本が出版されました。
副題が、「敗戦の記憶・トラウマはどう語り継がれているか?」
アメリカ在住の社会学者、橋本明子著、みすず書房発行です。

 どうか、大いなる、良心を持ってご一読をお勧めします。

 これからの子供達が豊かに、堂々と自慢できる国家、”世界の日本”という現実性はますます
ネガティフな方向性になってゆくことを思い考えそして、みなさん行為してください。
 どうか、お願い致します。
 黙祷。
ひらかわ:

投稿者 : editor | 2017年8月15日 05:36 | comment and transrate this entry (0)

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