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(1)コロナウイルス”と言う「テロ」に向き合うと言うこととは-1

 改訂版;「コロナウイルス”と言う”テロ”に向き合うと言うこととは」-1;
文責/平川武治: 令和2年4月末日:

 4月も終わり、僕が帰国してから約2ヶ月が立ちました。
コロナウイルス騒動は依然、僕たちの国は未だ、収束の目処が立たず、
安倍内閣の気骨無く、覚悟なき決断により、余計に医療崩壊と経済危機いう
多重迷路へ国民の不安を誘っているだけのこの2ヶ月でした。

 さて、僕も3、4日遅ければ、 パリの都市封鎖に引っかかるところでしたが、
運良く、3月11日には鎌倉へ無事に帰国。
 でも、僕は平素から「自宅待機」と変わらぬ 自分の生活リズムで、
いつも通りの日々をおおらかに、独りと1匹でこの竹藪の中で過ごし、
時折の街へ買い出しへ。
 しかし、やはり収束後の経済不安と子供達への変化と影響を考えてしまうと神経は病みます。 そして、いろいろ考え深読みを始めています。
 今回は、僕のこの「新型コロナウイルス」による、「緊急非常宣言」下の体験で感じたこと、
考えたことを皆さんへお話ししましょう。


1)はじめに;
  僕の本心は、一昨年来、僕が発言してきた「近代」と言う時代の終焉が
この様な形で「御和算」を求めて来たと言う心境です。
 「飽食消費社会と資本主義」への最終警告の機が来たと謙虚に受け止め、
今後への新たな世界ルールとしての「ポスト・キャピタリズム」を意識しなければいけい
“機”だと感じています。
 *参考/< P.メイスン著「ポストキャピタリズム」:
‪https://en.m.wikipedia.org/wiki/PostCapitalism‬
 < 斉藤幸平著/「大洪水の前に」:
‪https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%B9%B8%E5%B9%B3‬

 今回の「新型コロナウイルス騒動」も、
そして、忘れてはならない現在の地球上で起こっている”負“の現実のいくつか、
「気候危機と自然災害」これらを根幹にした「食糧危機」や「富の偏り」などは、
20世紀の我々が「近代」が選択し構築した「資本主義と消費主義」、
その発展為の「利益主義」を継続し、「利潤の拡大化と飽食化」へ
唯、謙虚さ無き進展を走り求め過ぎた結果の、
『“民”への「神からのペナルティ」』と言う、
大いなる犠牲を伴った警告だとこゝろしています。

 僕が昨年来、発言している「近代」の終焉が
この新型コロナウイルスによるパンデミックで、
完全に白人至上主義の元での 「近代」が生み出した
”キャピタリズム“そのものが 「破綻」して
「ポスト・近代」の誕生へ近づく事でしょう。
 そして、「新たな近代」としての経済構造や生活モラルが
「新しい普通」を待望する事でしょう。

 また、僕が発言する「シン・スタンダード」論は
“There's no place like a home.”が
再び、より真実味を憶える時代が到来するからです。
 この「シン・保守性」は
バイオテクノロジィとアルゴリズムとIoTによって操作される
一歩間違えば、危険極まりない保守性です。
或は、「サイバー独裁」もしくは、「デジタル封建主義」と言う、
あの、G. オーウエルの「1984」の電脳版社会に類似した
未来予測になる可能性も大いにありでしょう。

 そして、あらゆるモノの創造はこの「第3次産業革命」後における
“Made in Internet”が主流となり、
“IoT+Cloud Com. +Big Dater”が生み出す
監視性を内蔵した保守性でもあるでしょう。
 参照/映画「ザ サークル」:SNSが国家機能となり強制的に加入させられて
政治の多数決に利用される恐怖手段となると言うストーリー。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/361586/

 収束後の今後の「モノ作りの世界観」は、
この新たな技術に委ねたMade in Internetの世界、
或は、これにどれだけ隔たりを持った世界、
もう一つは、この世界観にどれだけ、人間味をミックスしたところでの世界、
という三つの方法論的現実が発想できますね。

 そこへ、"There's no place like a home.”
「家の外にないものはどんなに遠くへ行ってもない」 と言う
あるいは、「お家が一番!」論。
 1939年に出版された、「OZの魔法使い」のドロシーの言葉がまた、
騒がれ始めましたね。(先日はスピルバーグもこの映画を取り上げていました。)
 昨今の状況はまさに、”There's no place like a home with the P.C.”の世界。
合掌。
文責/平川武治:

投稿者 : editor | 2020年5月 1日 23:10 | comment and transrate this entry (0)

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