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(2)コロナウイルス”と言う「テロ」に向き合うと言うこととは-2;

●改訂版;
 「新型コロナウイルス以後」、「新しい普通」が始まると、
蔓延する一つのコンテンツは
映画、「オズの魔法使」のコンテンツの一つである、
"There's no place like a home.”でしょう。
 戦後のアメリカのセールスマンからはじまった 「物販」業、
そして、大衆消費社会構造の根幹コンセプトが
この、"There's no place like a home.”です。
 
 終息後の新たな時代への「物販」も
今後も変わらぬ根幹でしょう。
ここに白人社会のキリスト教徒信仰の
根幹が存在しているからです。
ですが、ITと言うテクノロジーの発展により、
これからの「新しい普通」は決して、
“オールド・スクール”の “リヴァーシブル”ではありません。

 「家にあるべきモノと、なくてもいいモノ」
ここから新たな「シン・ベーシック」の根幹が見えてくるでしょう。
この視点は既に、ジェネレーションーZ世代以降の若者たちには
「何が豊かさなのだろう?」と言う“豊かさへの懐疑“から始まり、
「何が本当に必要なモノなのか?」への眼差しの変化、
彼らたち世代の、当たり前の「自由」のカテゴリィーがより、発展するでしょう。
 参照/映画「365日のシンプルライフ」:http://365simple.net/
(ヘルシンキの26歳の青年がある日、彼女にフラれた事をきっかけに
自分の部屋のモノの多さに幸せは無いと感じ、自分の持っているモノを
全てリセットする実験を決意し、実行するドキュメンタリー映画です。
今見ると、タイムリーな映画でしょう。)

もう一つ、再発見しなければならない価値観として、
「地産地消」と言う価値観がありましたね。
かつての、「地方創生」政策時に搭乗した、
自分たちの国で作ったものを、自分たちが消費すると言う
「消費における倫理観」的考えと方法論ですね。
これが、「ポスト・グローバリズム」のリ・コンセプト。

 そして、収束後のファッションビジネスが
どのような対応と「新たな価値」を見つけ出せるか?
一つの新しさへの挑戦と好奇心を生み出せるか?
どのようなエモーションを顧客へ提供できるか?
そのための「モノ作り」とそれらの「販売」とは?
そして、これらの新たな「経済価値」が
どの様な仕組みと関係性で生み出せるか?

貨幣構造もゆくゆくは電子マネーの時代へ変革され、
「資本主義+社会主義」という新たなる構造が
どのようなバランスシートと比率によって政策化されるか?
ここに、「ポスト・キャピタリズム」の価値観と
その時代がより、近づいてしまったようです。
合掌。
文責/ 平川武治:

投稿者 : editor | 2020年5月 2日 02:08 | comment and transrate this entry (0)

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