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スローな新年のご挨拶と、"NOTE"「 平川武治の全仕事・私文古書庫」のお知らせ。
みなさま、新たな年が明けて既に1ヶ月が過ぎました。
ちょうど、「中国の新年/Happy Lunar New Year」祭事が始まったところです。
が、日本は今だに"オミクロン"によって、"柔らかいファッシズム"の渦中で、
騒々しい時世が続いています。
が、みなさまはお元気でいらっしゃることでしょう。
今年の僕の新年のご挨拶は、このようなものでした。
" Breathing in, I calm my body.
Breathing out, I smile.
Dwelling in the present moment.
I know this is a wonderful moment. "
これは僕が最近、興味を持って読み込んでいる、ヴェトナム僧、
ティク ナット ハン著作の一つ、「ビーイング・ピース」から引用いたしました。
「息を吸い、体を鎮める。
息を吐き、微笑む。
この瞬間に生きる。
素晴らしい瞬間だと知る。」
この21ヶ月の続く「コロナ禍」の時世の営み方の一つでしょう。
そして、今年の僕のメッセージは、
「現世で起こり得ることは全て二項対峙ではなく、非対立であり、
しかも、二つではないのです。」-人新世への為に。
" Everything that can happen in this world is
It's not a binary confrontation, it's a non-confrontation.
And there are not two.
-For the Anthropocene."
です。
この発端は「近代の終焉」という最近の僕の眼差しでありもう、このような
「近代西洋」起源の〈開発〉パラダイムである、"世界を分断する二元論的存在論
(dualist ontology/ディオロジスト オントロジー)"から脱却を
こゝろする年だという視点と願いを込めてのメッセージです。
「喜寿」を迎え、スローなる新年の挨拶になりましたが、
今年もよろしくお願いいたします。
そして、
しばらく、この"Le Pli"をご無沙汰いたしておりました。
理由は、アーカイブ版を再版していた為です。
しかし、昨年末から、この"ARCHIVE LePLi"を "NOTE"にて逐次、発表してゆくように、
新たに、"NOTE"「平川武治の全仕事・私文古書庫」を開設しました。
ご関心、ご興味ある方はぜひ、この"NOTE"/「平川武治の全仕事・私文古書庫」を訪れ、
ご高覧ください。
"NOTE"/「平川武治の全仕事・私文古書庫」
どうか、
穏やかで豊潤な時の流れの1年でありますように、合掌。
平川武治。
投稿者 : editor | 2022年2月 3日 16:58 | comment and transrate this entry (0)